The Korea Focusを知る
朝鮮半島に暮らす人々を見つめ、出来事の背景を伝える。The Korea Focusの理念、報道姿勢、運営と執筆者をご紹介します。
01 理念
朝鮮半島を「政治の対象」ではなく、そこに暮らす人々から見つめる。
なぜ、報道するのか。
在日コリアンとして日本で生まれ育った私たちは、日本の報道だけでなく、韓国や朝鮮の報道にも触れながら育ってきました。
それだけではありません。韓国から訪ねてくる親類や、朝鮮へ帰った親族から届く手紙を通じて、それぞれの土地で起きていることや、人々の暮らしを知ることができました。
5歳で日本へ渡ったとき、波止場で涙に顔をくしゃくしゃにしながら、姿が見えなくなるまで自分の名前を叫び続けていた姑母の顔。
朝鮮へ帰っていった同級生の、今も忘れられない顔。
私たちは、そんな別れの記憶を身近な人々から聞いてきました。
日本・韓国・朝鮮、それぞれの報道を知っている。しかし、どの報道にも収まりきらない現実を、私たちは身近な人々を通じて知っていました。
私たちにとって朝鮮半島は、ニュースの向こう側にある遠い場所ではありませんでした。そこには、知っている人の顔があり、それぞれの生活があり、日々の喜びや苦しみがありました。
しかし、政治や外交を中心に語られる報道の中では、そこに暮らす人々の顔が見えなくなることがあります。
国家と国家の関係だけでは見えてこないものがある。政治の動きだけでは伝わらない暮らしがある。
The Korea Focusは、朝鮮半島をめぐる出来事を、そこに生きる人々の姿や暮らしと切り離さずに伝えていきたいと考えています。

報道姿勢
人々の暮らしを見つめるからこそ、公正で、正確で、多角的な報道を。
The Korea Focusは、朝鮮半島を国家や政治の動きだけで捉えるのではなく、そこに暮らす人々の姿や日々の営みを通して理解することを大切にしています。
しかし、人々に寄り添うことと、特定の立場に偏ることは同じではありません。
異なる社会の情報に触れ、それぞれの人々の思いや暮らしを知っているからこそ、一つの見方だけでは捉えきれない現実があることを、私たちは知っています。
だからこそ、The Korea Focusは次の三つを報道の基本姿勢とします。
報道姿勢 01
公正な報道立場ではなく、事実に向き合う
国家、政府、政党、あるいは特定の思想や主張に、あらかじめ判断を委ねることはしません。
どのような立場から発せられた情報であっても、その根拠を確かめ、事実と意見を区別し、同じ基準で検証することを大切にします。
公正であることは、異なる主張を機械的に同じ分量で扱うことでも、すべての主張を等しく正しいとすることでもありません。
誰が語ったかではなく、何が事実であり、何が確かめられるのか。その問いを報道の出発点とします。
報道姿勢 02
多角的な視点一つの立場からは見えないものを伝える
朝鮮半島をめぐる出来事は、日本、韓国、朝鮮、そして国際社会で、それぞれ異なる文脈から語られます。
私たちは、こうした複数の視点を照らし合わせ、歴史的な背景や社会の状況も踏まえながら、出来事を立体的に捉えることを目指します。
その際、政府や政治指導者の発言だけでなく、そこに暮らす人々の経験や声にも目を向けます。
一つの見方だけでは見えない現実を、できる限り丁寧に伝えること。それが、私たちの考える多角的な報道です。
報道姿勢 03
正確な情報伝える責任を果たす
人々の暮らしや人生に関わる出来事だからこそ、情報の正確さを何よりも大切にします。
可能な限り一次資料や原文にあたり、発言の前後関係や歴史的背景を確認し、情報の出典を明らかにします。
確認できた事実と、分析・解釈・意見は区別して伝えます。また、十分に確認できていない情報については、その不確かさを明示します。
誤りが判明した場合には、速やかに訂正し、その内容を明らかにします。
正確に伝えることは、情報を受け取る人々への責任であり、報道の信頼を支える基本だと考えています。
私たちは、朝鮮半島に暮らす人々の顔が見える報道を目指します。
そのためには、共感だけでは足りません。事実を確かめ、異なる視点に耳を傾け、自らの見方をも問い直し続ける必要があります。
人々を見つめるという理念があるからこそ、公正で、多角的で、正確な報道を続けていきます。
報道の判断を、大切にします。
ご寄付は、The Korea Focusの取材・編集活動を継続するための支援として受け取ります。寄付の有無や金額によって、記事の内容や評価を変えることはありません。
取材対象や掲載内容は、編集方針に基づき判断します。ご支援いただく皆さまへの感謝と、報道の独立性を大切にして活動します。
02 運営情報
韓国
- 法人名
- 주식회사 여성
- 所在地
- 경기도 김포시 김포한강9로 79, 4층 401-제이695호(구래동)
日本
- 法人名
- 一般社団法人 コリア・フォーカス
- 所在地
- 東京都練馬区上石神井一丁目12番8号
03 沿革
- 「韓国大統領選2017」
韓国のろうそくデモと大統領選挙を取材・発信。
- 「コリアン・ポリティクス」
南北関係と韓国政治を伝える媒体として展開。
- 「ニュースタンス」
従来のテーマに加え、日本とも関わる韓国社会の変化を発信。
- 「コリア・フォーカス」
朝鮮半島の出来事と、その背景を伝える媒体へ。
- 一般社団法人コリア・フォーカス設立
日本での活動を支える法人を設立。
04 執筆者情報
The Korea Focusの執筆者を紹介します。メディアでの紹介や記事掲載には、各プロフィールと掲載用写真をご利用ください。

主宰
徐台教ソ・テギョ
群馬県生まれの在日コリアン3世。高麗大学東洋史学科卒業。人権NGOや日本メディアでの活動を経て、2015年に韓国へ永住帰国し、ジャーナリストとして独立。朝鮮半島の分断、南北関係、韓国政治を中心に取材する。著書に『分断八〇年 韓国民主主義と南北統一の限界』。

エンタメ担当
Misaミサ
ソウル在住のライター。日本のIT業界で働いた後、2018年に渡韓。ブログ「One more Korea」などで、韓国ドラマ・映画の解説やロケ地情報を発信する。日本語字幕だけでは伝わりにくい台詞のニュアンスや、作品の背景にある文化・社会にも目を向ける。著書に『韓国ドラマの知りたいこと、ぜんぶ』など。

韓国政治・社会担当
朴眞煥パク・ジンファン
報道ディレクター、ジャーナリスト。韓国ソウル生まれ。文化人類学を専門とし、韓国の軍事文化、徴兵拒否運動、反戦平和運動を研究。筑波大学研究員などを経て、2016年から報道の現場で活動する。韓国政治・社会、朝鮮半島情勢、日韓関係について取材・執筆し、テレビやラジオでも解説する。
05 ロゴについて
ロゴに込めた理念
Koreaと、人。
「K」はKoreaを表します。右上の円と、円に呼応して丸く欠けた斜線は、人の頭部や、そこから人が立ち上がる姿にも見える構成です。
朝鮮半島には、日々を生き、分断を越えたつながりを願う人々がいます。政治や国家の枠組みを語るときにも、その人々の存在を見失わない。このシンボルには、The Korea Focusが大切にする報道の姿勢を込めています。
理念を表す、私たちのシンボル。
The Korea Focusの編集理念を表現するために制作したオリジナル・シンボルです。
「K」と円という簡潔な構成に、人の頭部と立ち上がる姿、円と斜線の欠けが呼応する形、臙脂と青磁の配色を重ねています。その形と色を、人を中心に朝鮮半島を見つめるという理念と結びつけたものが、The Korea Focusのシンボルです。
私たちはこのロゴを、記事や資料、発信の積み重ねとともに育てていきます。人々の経験や記憶を伝える媒体のしるしとして、読者の皆さんに覚えていただきたいと考えています。
ロゴタイプとシンボル
ブランド全体では「The Korea Focus」のロゴタイプとシンボルを関連づけて運用し、識別性を高めます。常に両者を併記する必要はなく、用途に応じてロゴタイプまたはシンボルを単独で使用できます。
色に込めた考え
深い臙脂と落ち着いた青磁を軸に、墨黒、生成り、薄茶灰を組み合わせています。書籍や研究誌のように、記事や資料を落ち着いて読める配色を大切にしています。
色は、内容を探し、資料や出典へ進むための案内として使い、本文そのものを主役にします。
素材を使用するときは
ロゴの指定色は、臙脂 #713A3E、青磁 #647C74、墨黒 #242321、生成り #F7F3EA、薄茶灰 #DED7C9です。
縦横比を固定し、Kと円の位置・距離・切り欠きの形を変えず、指定色を使用してください。周囲にはシンボルの円の直径以上を目安に余白を確保します。
ロゴタイプ
媒体名を明確に伝える場面に。
シンボル
媒体を表すマークとして。
ファビコン
小さなアイコンとして。
06 取材・登壇・素材利用のご相談
The Korea Focusや執筆者への取材・インタビュー、取材や記事制作のご依頼は、取材依頼フォームからお寄せください。講演・対談などへの登壇のご依頼は、登壇依頼フォームをご利用ください。
紹介に使うプロフィール、写真、ロゴなどをご希望の場合は、希望する素材と用途をお問い合わせフォームからお知らせください。使用条件と提供方法をご案内します。
取材・報道におけるプライバシーへの配慮と、個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。